わかれば簡単心臓の仕組みと血液の流れ
こんにちは!
けんごです
皆さんは病態
特に
体の臓器を勉強する上でどの部位
が得意ですか?
人それれぞれ
得意や不得意があると思います
今日から数回にわけ
「心臓」
についてお話をしようと思います
心臓と聞いて苦手意識を持つ方も
多いのではないでしょうか
では
心臓を勉強する上で一番大切なことを
お伝えします
それは
自分で心臓の絵を描けるようにすることです
こんな簡単な絵で十分です
とにかく心臓は形と血液の流れを
覚える必要があります
脳やその他の臓器も形を覚える
ことは重要ではありますが
特に心臓では形を覚えることが大切です
では形を覚えたら次に
血液循環の流れを覚えます
全身からの血液は
大静脈から心臓へ戻ってきます
→大動脈→全身→大静脈→右心房
この流れを心臓の絵を見ながら
頭に叩き込む必要があります
その上で
肺循環と体循環を区別します
肺循環は
右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房
これは全身を回った血液を肺に送り
肺でのガス交換によって血液の酸素補給をし
全身へ酸素を送る準備をします
体循環
左心室→大動脈→全身→大静脈→右心房
これは酸素を持った血液を全身へ送り
身体の隅々まで酸素を送ります
続いて
血液と血管の名前です
【血液】
酸素濃度が高い血液:動脈血
酸素濃度が低い血液:静脈血
【血管】
心臓から出る血管:動脈
心臓へ戻る血管:静脈
※注意!!
心臓から出る大動脈は動脈血
心臓に戻る大静脈は静脈血
が流れます
しかし
心臓から肺にいく肺動脈は静脈血
肺から心臓に戻る肺静脈は動脈血
が流れます
ここは
すごくややこしいところです
血液は肺でガス交換が行われ酸素を補充します
なので
心臓から肺へ行くときはまだ静脈血です
逆に
肺から心臓に戻るときは酸素補給をし
動脈血になっています
ここは
こんがらがる方も多いと思います
落ち着いて考えれば理解でできるので
注意しましょう
心臓の働きは
血液に栄養を与えることではなく
血液を作る訳でもありません
ただ、ポンプとして働き
独自のリズムで全身へ血液を送り出す
だけなのです
ここが心臓を勉強する上で
超、超、超基本となります
これを理解した上で勉強を進めると
理解が楽になります
今日のポイント
1)簡易的な心臓の絵をすぐに描ける
2)血液の流れを覚える
3)肺循環と体循環の区別ができる
4)心臓はただ血液を循環させているだけ
5)血管と血液を区別して考える
今回のお話は心臓の基本的な部分です
ここをしっかり理解し知識を
広げていきましょう
次回は
心臓についてさらに掘り下げていきましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました
では!